金沢城
加賀百万石の城
金沢への出張を利用して金沢城まで。
金沢城を訪れるのは今回で3回目。
前に行ったのが青春18きっぷを使って2017年の春に。
今回は出張終わりに一泊して、翌朝の7時から登城。
城を訪れるのはやっぱり早朝に限る、特に有名な城はね。
圧倒的に人が少ない、日中は観光客でごった返す石川門も殆ど人はいやしない。
石川門の海鼠壁を見ると、金沢城に来たな~という気持ちになる。
美しい、唐破風の下の格子が並ぶ出窓が、美しさを際立たせているような気がする。
百閒堀跡に下りて、下から眺める石川門も絵になるなぁ。
枡形虎口の門構えは実戦的な造りでワクワクする。
金沢城は「石垣の博物館」といわれるくらい、色んな石垣が見ることができる。
石川門の石垣は綺麗に整えられていて、加賀藩の美意識の高さが表れている。
三ノ丸跡まで進むと、再建された河北門が見えてきた。
河北門は無料で入ることができるが、早朝なのでまだ開いておらず。
こちらも再建された左から橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓。
ここは有料で入ることができるが、早朝の営業時間外のため今回はパス。
五十間長屋と菱櫓に近付いて撮影、海鼠壁が絶妙な塩梅!
お堀に反射する橋爪門と土塀。
お堀や水面に反射するお城の写真を撮るのが好き。
少しでも風があると綺麗に反射してくれないけど、この日は風もなく綺麗に反射してくれた。
この場所で同じような写真を何十枚と撮影(笑)
こちらは鶴丸倉庫。
その名前から明治以降に陸軍によって造られた建物かと思っていたけど、江戸時代からある現存建築物。
陸軍の被服庫としても使われていたそう。
この外観から、西洋風に見えてしまうのは自分だけ!?
戌亥櫓跡辺りの石垣に煉瓦造りのトンネルを発見。
こちらは陸軍によって造られたもので、陸軍弾薬庫隧道とのこと。
今となってはこのトンネルも立派な歴史的遺産。
自分のなかで金沢城の三大見所が、石川門と鶴丸倉庫と三十間長屋。
金沢城の顔ともいえる石川門に比べたら、三十間長屋はひっそりとした場所にある。
今回も楽しみに訪れると・・・・。
ガーーーーン、屋根の改修工事のため仮囲いに覆われている・・・。
2024年3月まで屋根の改修工事らしい。
お城に限らず歴史的建造物を訪れる時は、こういうことに出くわすことがままある。
事前にネットで調べて行くけど、ホームページにも記載されていない時があったり。
残念だけど仕方ない、将来この貴重な文化財を残していくためには、定期的なメンテナンスが必要だしね。
ちなみにこの写真は2017年に訪れた時のもの。
この大きさで、2階建てというのが何気にすごいと思う。
玉泉院丸庭園へ移動、雪吊りの光景は冬の金沢の風物詩。
こちらは玉泉院丸庭園にある色紙短冊積石垣。
パッチワークのような、芸術的な石垣の組み方。
2017年に訪問した時はなかったので、今回初めてお目にかかる鼠多門。
黒い海鼠壁が渋くていい味を出している。
玉泉院丸庭園を出て、いもり堀までやって来た。
埋め立てられていたものを復元したものらしい。
右に写っている鯉喉櫓跡の石垣も復元なのかな。
こちらは鯉喉櫓跡石垣の近くにある、辰巳櫓跡の石垣。
本当に金沢城では色んな石垣を見ることができるなぁ。
最後に石川橋の下までやって来た。
石川橋下の道路は江戸時代、百閒堀といわれる非常に大きなお堀だった。
さすがに加賀百万石の城、規模が違うね。
今回は駆け足での訪問だったけど、今度は夏の金沢城に行きたいな。
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